bahamas-bar女子バーテンダーるなのブログ

女子バーテンダーの日々のお酒の勉強と実習(飲み)の記録です。試験に出るかも笑

2022/10/14 ジンは! お・ク・ス・リ!

ジンとは


とうもろこし、大麦、ライ麦などの穀類を蒸留し、ジェニパーベリー(杜松の実)やシナモンなどを溶け込ませたスピリッツ。


現在はオランダタイプのジンとロンドンタイブのドライ・ジンが有名。
無色透明で、爽やかな香りを持つスプリッツとしてカクテルのベースに多用されている。


※スピリッツとは「精神spirit」のことであるが、酒に関して使われる場合は蒸留酒を指す。
果実や穀類を発酵、蒸留して造った酒の総称で、アルコール度数が高く、長期貯蔵に耐える。果実系のブランデー、穀物家のウイスキー、ジン、ウオッカなどをいう。


17世紀前半、オランダのライデン大学の医学部教授シルヴィス博士がヒノキ科の常緑樹杜松の実の利尿作用に着目し、有効成分をアルコール度数の高い蒸留酒で抽出して利尿剤を作り出した。


これが効力も有るが、美味しいので、Genievre(杜松のフランス語)と呼ばれて大流行となった。
次第に杜松の他にキャラウェイ・シード、橙皮をはじめ数多くの香味植物を加え、現代のオランダ・ジンに近づき、オランダ商人による海外貿易で世界各地に広まった。
1672~74年の第3次英蘭戦争でイギリス兵士たちがジンの味を覚えたことや、77年にイギリス王家のメアリーと結婚したオラニエ公ウィレムが89年にイギリス国王を兼ねたこともあって、ジンを飲む習慣がイギリスで広まった。




一軒目の居酒屋さんでは、とりあえずビールのお客様が多いと思いますが、2~3軒目のバーに来店されるお客様はとりあえずジントニックなお客様が多い様です。