スプモーニ

基本はカンパリにグレープフルーツジュースを加えてトニックウォーターで割ったもの。

イタリアで生まれたカクテルで、同じくイタリア生まれのカンパリをベースに使うので、基本的に赤い色になる事が多い。

スプモーニの由来は「spumare」という単語からきており、泡立てるとか泡立つという意味があるが、スプモーニはシェイクしないので、炭酸の気泡を表すと思われる。

炭酸の気泡が胃液の分泌を促すので、食前酒にも良いと言われる。

カンパリ自体のアルコール度数は25度で有るが、ロンググラスにジュースやトニックウォーターで割るため、スプモーニ自体のアルコール度数は5度程度となる。

カクテル言葉は「愛嬌」。

カクテル言葉を調べていたら、誕生酒カクテルという物も有る様でスプモーニは5月9日の誕生酒との事。

今回の写真はスプモーニアレンジ、ピングレスプモーニ。

当店の人気カクテルトップ3に入ると言っても良い程の、とっても美味しいカクテルです。

ピンクグレープフルーツジュースの爽やかな苦味が甘さを抑えてくれるので、どのタイミングでも美味しく飲めます。

スプモーニのベースのカンパリを別のリキュールに変えると、色んなスプモーニが出来ます。

ライチスプモーニ、メロンスプモーニなど、ベースによってカラーも多彩に楽しめます。

他のカクテルアレンジと違い、スプモーニアレンジはベースが変わるのがちょっと面白いですね。

ピングレスプモーニをお出しした時に、お客様に必ずと言って良い頻度で、言われるのは「この名前はどこで区切るの？」です。笑