ハイボール

基本的にはウイスキーをソーダで割ったもの。
ハイボールの名前の由来は諸説有り。

スコットランドのゴルフ場で当時まだ珍しかったウイスキーのソーダ割りを飲んでいた所に高々と打ち上げられたボールが飛び込んで来た所からハイ(高い)ボールと呼ばれる様になった説。

19世紀アメリカの鉄道では鉄塔に気球を吊るし、信号係が高く上がると、ゴーという合図だった。
セントルイスの信号係にウイスキーのソーダ割りが好きな人物がいて、飲むたびにゴーの掛け声の「ハイ・ボール」を叫んでいた所から名前がついた説。

ソーダの泡が上に上に昇っていく所からボールに見立てて名前がついた説。

スコットランドゴルフ場説とアメリカ鉄道説が有名。

写真は最近の私のお気に入り、アイラ系ウイスキーにスパイスを加えたスパイシーハイボールです。
タリスカーが合う合う。

お客様のオーダーされるハイボールも最近は色んな割り方、飲み方が増えており、ウイスキーもスコッチウイスキーやバーボンウイスキーで楽しんだり、コーラやジンジャーエール、オレンジなどの炭酸ジュースで割ったり、ウイスキーの他にジンなどのスピリッツを使ったり、氷なしハイボールも密かに人気です。

たまに「コークハイ下さい」と言われるお客様が居られ、焼酎で割る方なのか、ウイスキーで割る方なのか紛らわしいので、「コーラハイボールですね？」と聞き直す事も多いです。世代のせいなのかな。笑

仕上げの風味付けでレモンピールで香りつけをする方が手間もかかり、本格的なのですが、客層によって最近は最初からカットレモンを入れる事も有ります。

まぁそれも時代の流れやお客様の要望に柔軟に対応するという事で正統派を押し付けない様にしています。レモンの消費ハンパないけど。笑