2022/10/16 ちょっとマティーニ
マティーニ
「カクテルの王様」マティーニ
基本形はジンとベルモットをステアしたものだが、ウオッカやラムをベースにしたもの、ギムレットやロブ・ロイ、マンハッタンなどの様に違う名前のものまで入れるとバリエーションは限りない。
アメリカでは「シルバー・ブレッド(銀の弾丸)」と呼ばれることもある。
オリジナル節も幾つもあり、それぞれが伝説となっている。
いずれにしても、レシピ自体は簡単で誰にでも作れるのがその人気の秘密とも言えるが、シンプルゆえにバーテンダーの技量が試されるカクテルとも言える。
カクテル言葉は「知的な愛」
ウォッカマティーニになるとカクテル言葉は「選択」となる。
店に来店されるお客様の中には、「バーに来たんだからマティーニを飲んでみたい」と言われる、映画007のジェームス・ボンドに憧れた年代の方が時々居られる。
「基本はジンベースですが、ジェームス・ボンドさんはウオッカマティーニをステアせずにシェイクでとのオーダーです。それでもかなり度数の強いカクテルですがよろしいですか?」と一応声をかける。
007スタイルでマティーニをお出しすると、喜んでは頂けるが、一口召し上がられると、度数の強さに目を丸くされ、そこから皆様なかなかお酒が進まない。笑
なかなか映画のようにカッコ良く飲めない強ーいカクテル。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。