2022/11/8 シャンパンはいかが?
ヴーヴ・クリコ シャンパン
フランスのブドウ栽培地としては最北部に位置するシャンパーニュ地方で造られるスパークリング・ワイン。
黒ブドウのピノ・ノワール、ピノ・ムーニエ、白ブドウのシャルドネから造られ、甘口(Doux)から辛口(Brut)まである。
偉大なるクリコ未亡人。
クリコ夫人は1790年、シャンパン事業を立ち上げたばかりの実業家フランソワと結婚するが、わずか1年半後に夫が急死。
フランス革命の真っ只中の混乱の時代に、夫の遺志を継ぎ「品質は最高級ただひとつだけ」という信念に基づき、研究を重ね、初めて透明なシャンパーニュを造る事に成功、ロシアの貴族に営業をかけ、透明なシャンパーニュはロシア宮廷で広く愛飲される様になった。
クリコ夫人が事業を受け継いだ時は年間5万本の生産量であったものが、89歳で亡くなる際は年間300万本にもなっており、その功績をたたえて、晩年の夫人の面影をボトルのキャップシールに描いている。
イエローラベルに使われている独特のオレンジがかった鮮やかな黄色はヴーヴ・クリコ社が特許を取得し、同じ業種では、この黄色は使えない事になっている。
こちらもおなじみ、レモンハートで憧れて以来、うちのレギュラーです。
未亡人という響きは縁起的にどうかと思った事も有りましたが、クリコ夫人の姿はパワー溢れる自立した女性の代表なのだと誇りに思い、切らさないように常備しております。
まぁ大抵は「モエ有る?」と言われるのですが。笑
もちろん、シャンパンを使ったカクテルも多数有りますが、祝いの席で大勢で乾杯する時に使われる事が多いので、気がつくとボトルが空になっていて、なかなか作る機会が有りません。笑
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